評論家とコンサルティング

多くの方が、評論家の事をコンサルティングと呼んでいますが、本来、評論家とコンサルティングとは真逆の立場です。

評論家に対して、コンサルティングの事を戦略家と呼んだ方が良いかもしれません。

評論家はその業界で標準化された仕組みや歴史など、多くの人が支持をする常識としての情報を伝える事が仕事となります。

経済の世界は、投資の世界をイメージすればわかりますが、ユダヤの法則(パレートの法則)により儲かっている投資家は2割で、残りの8割の投資家は2割の利益を出している投資家の「餌」となります。

初心者がその業界の仕組みを知るための案内人が評論家であり、戦略家は生き残るための2割の施策を提案する役割です。

残念ながら日本の教育では投資の仕組みを教えてくれません。勉強が出来る人の多くは評論家に向いていると思いますが、勉強が出来るからと言って戦略家に向いているとは限りません。

寧ろ、常識にとらわれずに、自由な発想で水平思考が出来る人物が向いていると思います。

例えば、競馬などのオッズはご存じだろうか。

構造上、一番人気のオッズが低くなり、人気が無ければオッズは高くなります。

評論家は、なぜ、人気が高いのかを解説してくれますし、効率の良い投票方法などを解説してくれます。

戦略家は、本来の競走馬の能力とオッズとの乖離を分析して、控除率を計算したうえで、投資効果があれば黙って投票します。

なぜ黙って投票するのか?

公言してしまうとオッズが下がってしまいますので、少人数で高配当を分配する事が戦略家の仕事なので、評論家は色々と評論しますが、黙っているのが戦略家です。

8割から支持されるのが評論家であり、2割に生き残るための施策が出来るのが戦略家という事になります。もちろん、戦略家は評論家が評論する常識はすべて理解している事も条件となります。