【ターゲットユーザー像を具体的な人物像に落とし込む「ペルソナ設定」】

 

今回は、よくマーケティングや経営戦略などの資料を読んでいると出てくる「ペルソナ設定」についてご紹介します。多くの本やWEBサイト、指南書等に載っている用語ですので、知っている方も多いかと思いますが、その方はおさらいと考えて頂ければと思います。

ペルソナって何?

「ペルソナ(persona)」とは、もともとラテン語が語源で、演劇においては「仮面」を指していたそうですが、心理学用語で人格側面を表わす用途を経て、マーケティングでは「サービス・商品の典型的なユーザー像」という概念で使われる様になりました。

マーケティングを勉強されている人の中で、「ペルソナ」に似た言葉で「ターゲット」「ターゲットマーケティング」を同じだと考えてしまっている方も多いのではないでしょうか。

「サービス・商品の典型的なユーザー像」を考えるという目的では、「ペルソナ」も「ターゲット」も同じですが、「ペルソナ」と「ターゲット」の間には「設定する人物像の詳細情報」が違います。

例を挙げてみてみましょう。

ターゲット

  • 女性
  • 独身
  • 30代~40代
  • 旅行好き
  • 一人暮らし

ペルソナ

  • 田中よし子
  • バツイチ
  • 女性
  • 34歳
  • 首都圏在住
  • 母・父・祖母の4人で暮らしている
  • 趣味は旅行、映画鑑賞、ランニング、カメラ
  • Facebookの友達500人以上
  • Instagramは毎日投稿
  • 旅行のブログも定期的に更新

となります。

「ペルソナ設定」の重要性

自社サイトへアクセスしてくるユーザーの人物像を掴み、何を探し求めていて、サイト上でどういう行動をとりたいか?そのポイントを掴んで、そのウォンツを満たすコンテンツと導線を整える事が必要です。

ユーザー像が明確化していない状態で、効果的なマーケティング活動は難しくなります。さらに、関係者の意見を全て取り入れようとして、結果的にユーザーウォンツを満たせなくなる可能性もあります。

そこで必要なのが、人物像への理解を深めるために「ペルソナ」を設定する事です。具体的なユーザー像を設定する事で、関係者間の認識と目的を統一する事ができ、自社が取るべき戦略が見えてきます。

「ペルソナ設定」を行うメリット

ペルソナ設定」を行う事で、具体的なメリットを3つ紹介します。

1:関係者間で、共通の認識と目的を共有する事が出来る

関係者間で認識と目的のズレがあると、無駄な時間や労力、コストをかけなければなりません。「ペルソナ」である1人の人物像を設定する事で、担当分野以外の関係者にも共通の人物像をイメージさせられ、効率よく仕事を進める事ができます。

2:時間やコストを削減できる

1でも上げましたが、認識や目的のズレが少なければ、無駄な時間や労力を費やさなくて済みます。

3:ユーザー視点を深める事ができる

様々なデータや多くの情報から設定をした「ペルソナ」は、1つの人格のようなものです。「ペルソナ」のウォンツを満たすような製品を考える事は、そのほかの多くのユーザーのウォンツを満たす事につながり、結果的にユーザーの視点を深める事ができます。そうすると、プランやサービスの完成度も高める事ができます。

最後に

今回、「ペルソナ設定」についてご紹介しましたが、ユーザーが複雑化・多様化している中、多くの情報から「ペルソナ設定」をするのは簡単なものではありません。

しかし「ペルソナ設定」をしっかりとして、ユーザーのウォンツを的確に把握する事ができれば、「ペルソナ」の背後にいる多くの顧客を得ることができます。

ぜひこの機会に、自社のマーケティングを見直して、「ペルソナ設定」をしてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、次回もお楽しみに!