【Google Analyticsの「直帰率」について】

 

Google Analyticsを利用している施設様は、よく目にするであろう「直帰率」について、解説させて頂きます。

「直帰率」・「直帰」の定義と求め方

上の図をご覧頂くと、「直帰率」が「53.33%」と表示されております。ここで定義されている「直帰率」とは、WEBサイトの全セッション数を「直帰」したユーザーのセッション数で割った割合をパーセンテージで表わしたものを「直帰率」といいます。

求め方は以下となります。

WEBサイトに「直帰」したセッション数÷WEBサイトの全セッション数=「直帰率」となります。

それでは次に「直帰」ですが、WEBサイトに訪れたユーザーが1ページだけを見た後、他のWEBサイトに移動または離脱する事を指します。「1セッションに1PVしかない訪問」の事です。

「直帰」をイラストで表わすと、下記の様になります。

「直帰」の理由

直帰の理由は様々ですが、「直帰率が高い=悪い」という訳ではありません。直帰率が高い理由によって、改善するかどうかを判断する必要があります。

理由1:ユーザーの目的に合った情報が載っている

ユーザの目的に合った情報が載っている場合、ユーザーはそのページに時間をかけて読み込む傾向にあります。そのため直帰率が高くても目的に合っている場合は、他のページに比べて「滞在時間」が長くなります。皆さんが、雑誌や新聞を読んでいる時に、気になる情報は時間をかけて読むのと同じです。

理由2:ユーザーの目的との不一致

理由1の逆で、ユーザーの目的に合っていない場合は、「直帰率」が高く、さらに「滞在時間」も短いです。コンテンツの見直しが必要となります。

理由3:ユーザーのデバイスに対応していない

WEBサイトへアクセスするデバイスの割合が、スマホ7割となってきています。PC用に作られたWEBサイトに、スマホでアクセスした場合には、見辛くてすぐに離脱してしまいます。スマホに合わせた、WEBサイトの作りが必要となります。

理由4:ページの読み込みや動作が遅い

スマホの普及に伴い、スマホに最適化されていないページは、読み込み速度や動作速度が遅くなります。机に座って使用するPCとは違い、スマホは外で使用される事が多いため、遅いとユーザーにとってストレスとなります。

Googleが発表しているデータによりますと、「完全に表示されるまでに3秒以上かかると、53%のユーザーはページを離れる」「表示速度が1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上昇する」とのデータも出ております。

表示スピードのテストは、Mobile Website Speed Testing Tool – Googleからご確認頂けます。

理由5:導線が不明

ページのコンテンツがユーザーの目的に合っていても、さらに詳しい情報や次のアクションに繋がる導線が分からない場合、ユーザーは次へのステップを諦めて離脱してしまうケースがあります。

例えば、

  • 関連性のあるページへのリンク
  • 予約や詳細情報へ着地させるための誘導
  • 他のページへ周遊させる動機付け

などが必要な場合があります。

最後に

今回は、「直帰率」について詳しく説明させて頂きましたが、結論としては「直帰率について理解した上で他の指標との関連性を把握する事が重要」となります。

単に「直帰率」の数字だけを見て判断するのではなく、他の数字との関連性を考え、仮説を立てトライ&エラーを繰り返し、より良いWEBサイトを作り上げて頂ければ幸いです。

日本屈指の観光地「伊豆半島」を拠点とし、旅館様へWEB集客に関するお手伝いをさせて頂いております!自分で経験し学んだ事を少しでも多くの方に共有できれば幸いです。どうぞお付き合い下さい!よろしくお願いします。

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